101-200 167あるく幽霊 死体の中さまよう 工兵のごうを捜し…
箱にすがり、伊坂兵長はフラフラして立ちあがる。右手で砂をかく。〈早くここを出よう〉 意思力の限界、体力の限界を感じ休んでは掘り、掘っては休み、やっと、カンパンの箱を引き落として、ゴウの外へでた。 薄やみにつつまれた外界。目をやられたらしくす...
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